3つのアリエッタ【Bellini】について

ベッリーニ歌曲集からTre Ariette/3つのアリエッタについて、注意すべき点をまとめてみました。
自分がここ難しいなと思う個所や、教えていただいたことを書いてます。随時更新。

Dolente immagine di fille mia

暗い曲だが、i母音(明るくなりやすい)が多い。

響きが落ちやすい単語

Piu(i-u)
Pianto(pi-a)

ポイント

andante flebile—トボトボとしているが、常に前進する。
andante=歩くような速さで
flebile=物悲しい、哀愁を帯びた
⇒下を向きながら歩いている。辛いことがあった後を想像すると歌いやすいかも

4分の3拍子だが、メロディーは8分の6拍子のような形で対比を意識するとよいかも。
前奏、中間部、後奏部の伴奏形が8分の6拍子のようになっています。

Il fervido desiderio

響きが落ちやすい単語

Accogliero(i-e)
Quando(1u-a)(2n-d)1a母音がアペルトしやすい。2響きが落ちやすい。

※a母音がアペルトしやすい!

Fiamma(m-ma)
Mia(i-a)

注意点

・メロディーが動いた時に暗くなりやすいです。
・次のメロディーに行く手前の経過音での音程に要注意。
・臨時記号が多いです。見落とさないように
・(臨時記号による)旋律下降時の転調
・quel diのメロディー下降型でdiで響きが落ちないように!

ポイント

・転調による変化を気づかせましょう。表現力が試されます。
・3つのアリエッタの中で唯一、題名ではない文から歌が始まる曲です。

Vaga luna che inargenti

響きが落ちやすい単語

Inlinguaggio(gu-a)
Conta(ta)
Puo(pu)
Duol(du-o)

※a母音がアペルトしやすい!

luna、una(u-na)
sola(o-la)

まとめ

いがいにも発語しにくい歌詞が多いです。だからこそシャープな発語を意識しましょう。
息が旋律についていかないことも盲点となりやすいです。
半音が多いです。経過音などの音程に注意するといいと思います。

激しい歌詞の内容に対して、ねっとりしています。
いかにもなイタリア歌曲です。

Belliniが楽譜に書いていないレガートや
曲順の理由を考察するとよりいいかもしれません。
3つで1つの曲集です。

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